早くも2月が終わりに近づき、春一番が吹き荒れそうです。

ほこりっぽい春、花粉が飛び散る春にきっちり対応するために、今回はシャンプーについて語りたいと思います。

シャンプーの目的

「シャンプーをすると余計に毛が抜けそう」と言う方がいらっしゃいます。 答えはノーです。

洗わない日数分の毛髪がシャンプー時に抜けます。 自然脱毛とシャンプーで抜ける一日の髪の本数は50~100本です。 基本的に保健衛生上も健全な頭髪の発育のためにも、出来る限りシャンプーは毎日したほうが良いです。

人間のあらゆる細胞は夜中のゴールデンタイムと呼ばれるPM10:00~AM2:00の間に成長ホルモンが分泌され、修正されます。 清潔な頭皮で一日を終えたほうがベストです。

正しいシャンプーの仕方

① 地肌から髪をお湯でよく洗います。 (しっかりお湯を通すと、後のシャンプー剤の泡立てがしやすくなります)

② シャンプー剤を手にとり、充分濡れている毛髪にもみ込みながら泡立てます。 (けっして毛髪をこすらないで下さい。汚れていると泡立ちが悪いので、その時は一旦すすぎ、改めてシャンプー剤をつけて洗い始めます)

③ 指の腹で頭皮をマッサージするように、前から後ろへ、また戻り、後ろから前へ順番に洗うと血行が良くなります。 (かゆみなどがあっても、ツメを立てて、ガリガリ掻くように洗わないで下さい。地肌の方が汚れているので、頭皮中心に洗い髪は泡でもむように洗って下さい)

④ すすぎは泡がなくなるまで、地肌からよくすすぎます。

⑤ トリートメントは傷んでいる毛先を中心につけてから、中間へ移動して下さい。(地肌にすり込むとカユミや炎症の原因になりますから、塗布しないで下さい) 出来れば少々時間をおいて下さい。

⑥ トリートメントのすすぎ、は地肌に指を通しながら、シャワーでさっと全体に流して終了です。(この時注意してほしいのが、流しすぎると毛先がパサつきますので、素早くすすいで下さい)

⑦ タオルドライは、地肌をおさえるようにして水分をとり、次に毛髪を包み、たたくようにして水分をとります。(髪をゴシゴシこすらないで下さい)

⑧ 自然放置で頭皮、毛髪が乾く季節は良いのですが、そうでない時は、必ずハンドドライヤーで根本からよく乾かして下さい。(中途半端に乾かすとカユミの原因になりますので、しっかり乾かして下さい)

以上が正しいシャンプーの仕方ですが、頭皮や毛穴の老廃物をしっかり取り除き、髪そのもののコンディションを損なわないように、シャンプーするのはなかなか難しいものです。

自分に合ったシャンプー剤を選び、季節によってケア剤を変えてみるのも良いと思います。 是非心がけて洗ってみて下さい。

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上野 知子

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